動物と暮らす。 Vol.6
こんにちは!
perromart.jp 獣医師スタッフの原 駿太朗です。
私事ですが…『自分の“食事”と“健康”』について、最近意識が強くなったなぁと感じています。
私が意識していることをご紹介させて頂くと、とてもシンプルなのですが・・・
・野菜を含めながら”より多くの食材”を毎日摂取する
・21時から翌13時まではなるべく食べないようにし”プチ断食”をする
この2つ。どちらも健康に良い効果が見込めるという科学的根拠がしっかりと出されている内容です。
最初に慣れるまで少しだけ根気が必要にはなりますが、実は難易度はぜんぜん高くないので、もしよければ試してみてください。
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このように自分の食事について意識するようになったひとつの要因として、現職である25Holdingsへのジョインがきっかけでした。(私は元々獣医師として動物病院で勤めておりました。今も週末には動物病院で獣医師をしております!)
ワンちゃんやネコちゃんのフード開発を進める際、改めて勉強をしなおす必要があると思い、「ペット管理栄養士」の資格取得を目指しました。
その時に気づいたこと。それは・・・
ペットの栄養学は人の栄養学に比べて、まだまだ遅れている。
ということでした。
現状、ペットフードの基準は、AAFCO(全米飼料検査官協会)やFEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の1日に摂取すべき最低限の栄養要求量のみ。それを満たしているかどうかの判断しかありません。
これらの基準はもちろん非常に重要なのですが、あくまで摂取する栄養素の量について書かれている内容がほとんどで、
・どんな食材から栄養素をとるか。
・どのような食事の形態(液体なのか、固形なのかなど)を摂取するか。
・食事の時間や食間はどれくらいあけるか。
こういった"食形態"や"時間栄養学"についての言及はほとんどありません。
そのため、どの会社も栄養素の量を揃えることに重きをおいてしまうのか、ペットフードには選べる食事の選択肢がまだまだ少ないように感じます。
人間のようにちょっと小腹を満たせる商品や、極端な話をするとゼロカロリーの商品があったっていいのではないのでしょうか。
さらには、ペットの食事も、各地の名産品などを楽しむことができる商品があると美味しく色んな食材を食べることができ、ペットもペアレントも楽しめそうですよね!
そういった食事の多様性が、人間同様に結果として多くペットを健康にできるのではではないか…。と、私は今、そんなことを考えながら、自分の食事とペットフードの多様化に取り組んでいます。
こんなおやつやご飯があると嬉しい!
そんなアイデアがあればぜひ、こちらにご意見下さいますと嬉しいです。皆様のアイデアを基に形にしていくのが私の仕事だと思い、やりがいです。