気になる犬のお風呂事情!頻度やお風呂の入れ方とは?
犬の体が汚れてしまった時はもちろん、におい対策や皮膚トラブルを防ぐためにも、定期的に犬の体を綺麗に洗ってあげることが必要です。私たちは毎日お風呂に入りますが、犬はどのくらいの頻度でお風呂に入ればいいのでしょう?犬と人ではお風呂事情も異なりますよね。
今回は犬のお風呂の頻度や入れ方など、犬のお風呂事情についてご紹介します!
犬にお風呂は必要?
犬の日々のケアは基本的にはブラッシングです。毛の汚れを落とし、更に皮膚のマッサージ効果もあるので、毎日のブラッシングは皮膚の健康状態を保つことに繋がります。
そして、更に必要なケアが定期的なお風呂です。犬のお風呂というと、基本的にはシャワーで体を綺麗に洗ってあげること。毎日ブラッシングしていても、それだけでは落とせない汚れもあります。また、体臭対策や皮膚病を予防するためにも定期的に体を綺麗に洗ってあげることが大切です。
犬のお風呂の頻度は?
犬のお風呂の頻度の目安は、だいたい月に1〜2回程度。その時の犬の健康状態や犬種によっても異なる場合があるので、犬に合わせて調整してあげましょう。
犬の皮膚はとてもデリケート。なんと、犬の皮膚は人間の皮膚の20〜30%ほどの厚さしかないのです。もし毎日シャンプーで洗ってしまったら、必要な皮脂なども洗い流してしまい、逆に皮膚のトラブルを引き起こす原因になってしまいます。
犬のお風呂の入れ方
①まず事前準備を!
犬用シャンプーやブラシ、タオルなど、お風呂に必要な道具を事前に用意しておきます。シャワーをかけながらでも手の届くところに置いておくといいですね。この時にシャンプーも洗面器などに泡立てておけるとgood!
犬の負担にならないために、なるべくスムーズに短時間で終えられるよう、事前準備は大切です。
②シャワーの前にブラッシング!
シャワーで体を濡らす前に、まず丁寧にブラッシングしてあげましょう。ブラッシングで落とせる汚れは落とし、毛並みを整えることでこの後のシャンプーがしやすくなり、汚れも落としやすくなります。
ブラッシングの最中に何か皮膚トラブルや体調の異変を感じたら、シャンプーは中止しましょう。必要に応じて動物病院に診てもらってくださいね。
③シャワーで体を濡らす
犬の体全体をシャワーで濡らします。お湯の温度はぬるま湯(35度くらい)にしましょう。
お風呂が苦手で、シャワーで体を濡らす段階から嫌がる犬もいますよね。シャワーの音でびっくりさせないように配慮して、シャワーを弱めに出し、お尻から徐々に体を濡らしてあげると犬の負担も少し軽減できます。顔まわりは水を含ませたガーゼやスポンジなどで濡らしてあげましょう。
④シャンプーをする
犬用のシャンプーを使用します。泡立てたシャンプーを、犬の体につけていきましょう。お尻や胴体部分からシャンプーをつけて洗っていきます。軽くマッサージしながら体を洗ってあげましょう。顔周りは最後に洗ってください。
耳、口、目、鼻などにシャンプーが入らないように気をつけましょう。
⑤シャンプーを洗い流す
全身をシャンプーで洗ったら、泡を流します。このすすぎの時は、犬の顔から洗い流してあげましょう。
洗い流しの際にシャンプーが残ってしまうと、皮膚トラブルの原因になってしまいます。シャンプーの時より念入りに、しっかりと洗い流してあげましょう。
⑥体を乾かす
洗い終わった後、犬が体を震わせ自分で水気を切ったら、タオルで優しく体を拭いてあげましょう。その後ドライヤーで乾かしてあげてください。
ドライヤーの温風は熱すぎない、そして近すぎないように気をつけて犬がやけどしないように気をつけましょう。ブラシなどで毛並みを整えながらドライヤーを当ててください。乾かし残しがないよう、丁寧に!
ドライヤーを嫌がる犬もいるかと思いますが、静音タイプのものを使ったり、音に慣れさせる練習をしたりして慣らしあげてくださいね。
自然乾燥は皮膚トラブルや体調を崩してしまう原因になってしまうこともあるので、ドライヤーでしっかり乾かしてあげることが必要です。
犬が「入浴」してもいいの?
湯船に浸かる「入浴」犬もOKです。お湯の温度は37〜38度のぬるめでお湯を張ってあげてください。体の表面についている汚れを落とすことができます。
人が入るお風呂の温度(40度くらい)は犬にとって熱すぎるので注意してください。
お風呂好きの犬や、シャンプーの刺激が強すぎて合わない犬などは、入浴も1つのケア方法になりますね。
プロにお願いすることも◎
犬がお風呂嫌いであったり、ドッグペアレントもシャンプーが苦手・・ということもあるかと思います。そんな時は無理せずに、プロにお願いするのも方法の1つです。
無理して犬をお風呂に入れても、更にお手入れに苦手意識を持ってしまうかもしれません。そして、ドッグペアレントにも負担がかかってしまいますよね。
頼れるところは頼るということも、愛犬との生活で必要になってくるかと思います。
最後に
今回は犬のお風呂事情についてご紹介しました。
人とは異なりますが、愛犬の健康を守るためにも、定期的にお風呂に入れてあげましょう!