【食べ物図鑑】犬も猫も食べれる1月の旬の野菜
今回のテーマ
#1月におススメのお野菜
- 大根
- ブロッコリー
“愛犬と愛猫と、一緒の食材を楽しむ。”
毎日のお食事にお野菜やお肉などの食材をプラスすると、身体をサポートするだけでなく、「食欲が増す」「好き嫌いによるフードローテーションの頻度が減る」等のメリットも。
しかし、人間は食べることができてもワンちゃんやネコちゃんの身体には合わない食材があります。彼らが食べて良い食材をしっかり学び、愛犬と愛猫と一緒に“食材”を楽しんでみてはいかがでしょうか?
「こんなものも食べて良かったんだ」という発見も見つかるかもしれません。是非、ご覧ください。
1.大根 |
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栄養素ポイント
大根に含まれる「ジアスターゼ」というでんぷん分解酵素は、消化を助けてくれます。日中の寒暖差で体調を崩しがちな子、お腹が弱い子などに特におすすめです。この時期、飲水量が減りがちなネコちゃんは、お食事から水分を摂ることがとても大切なので水分たっぷりの大根をトッピングしてあげるのも◎
胃が不調でお悩みのペットペアレントさんの胃腸を整えるのにも効果的ですので、愛犬愛猫と一緒に取り入れるのはいかがでしょうか?
おすすめな与え方
- すりおろし
ワンちゃんやネコちゃんには辛味の少ない上の部分(葉に近い部分)を使うようにしましょう。
- 大根の葉ふりかけ
大根の葉はビタミン類が豊富な緑黄色野菜です。細かく刻んで他の野菜や肉等と一緒に炒ることで、ふりかけのように手軽に使えます。
与える際の注意点
大根の葉にはカリウムやカルシウムも豊富に含まれています。尿石症や腎不全がある子に与える場合は、かかりつけの獣医師さんと相談しましょう。大根の根も葉も、必ず火を通してから与えてください。
2.ブロッコリー |
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栄養素ポイント
ビタミンCやビタミンEが豊富で、皮膚被毛の健康にも役立ちます。ビタミンCはストレスがかかると消費量が増える栄養素なので、病気の治療中の子にはもちろん、日々ストレスを感じやすいワンちゃんネコちゃんにおすすめです。ワンちゃんやネコちゃんは体内でビタミンCを作り出せる動物ですが、ストレスがかかる環境にいる子や毛艶が気になる子には、お食事から取り入れてサポートしてあげるのも◎
おすすめな与え方
- 温野菜
大きいと消化不良を起こすことがあるので、一口サイズにカットしましょう。茎の部分も歯ごたえがあって食感を楽しめるので、捨てずに一口サイズにカットして使うことでフードロスも削減できます。
与える際の注意点
必ず火を通してから与えてください。消化不良や寄生虫感染等の原因となることがあります。ブロッコリーにはシュウ酸も豊富で、これは尿石症の原因にもなりますが、茹でると約7割は減らせると言われています。シュウ酸は水に溶けるので電子レンジ調理よりは茹でこぼした方が安心です。
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