実は犬猫にとって危険がいっぱいなハロウィンの注意点

ハロウィンはもうすぐそこまで来ています!!!この特別な日は、家族、友人、そしてペットと一緒に楽しい一日にしましょう。しかし、実はハロウィンには、ペットに起こりうる危険性もあります。本記事では、ハロウィンをペットと楽しく過ごすために気を付けるポイントをご紹介します。


誤食に注意!

  • チョコレート
  • キシリトール
  • レーズンやブドウ類


これらは、ペットに有毒です。ペットが代謝しにくい食べ物であったり、中毒や急性腎不全になりかねません。また、キャンディーやお菓子に含まれる大量の砂糖や脂肪は、膵臓の炎症を伴う膵炎という生死にも関わる病気を引き起こす可能性があります。

  • おやつとキャンディーの袋

ペットがキャンディーなどのお菓子を誤食すると、包み紙も摂取してしまうことがあり、炎症や消化器系の閉塞につながることがあります。この場合、閉塞を取り除くために開腹手術が必要になることもあります。もう一つの危険性として、窒息があります。ペットが美味しい匂いにつられて大きな袋や紙袋をあさっているときに、ビニール袋や紙袋の取っ手から頭が抜けなくなるケースです。袋が取れないことで、ペットはパニックになり、さらに苦しめます。最悪の場合、死に至る場合もありますので、注意しましょう。

  • グロースティックとグロージュエリー

光るものを見ると、犬や猫の好奇心が刺激されてしまうことがあります。それらを光らせるものは、通常低用量の毒性がないフタル酸ジブチルですが、それでも口の中を刺激して痛みを引き起こすだけでなく、過度のよだれが出ることがあります。また、皮膚や目など、化学物質と接触したあらゆる部分を刺激することがあります。猫の皮膚や毛皮に化学物質が付着すると、セルフグルーミング中に体内へ摂取してしまう可能性があり、その結果、嘔吐を引き起こす可能性があります。ですから、ペットから手の届かないところで管理しましょう。

  • ハロウィーンの装飾

偽のクモの巣、ゴム製のクモ…など小さなハロウィンの装飾品を摂取すると、消化器系の不調や消化管の閉塞を引き起こす可能性があります。この場合、手術に伴う不必要なリスクにペットをさらす可能性があり、取り除くために緊急手術が必要になることがあります。


  • カボチャやその他のハロウィンの植物


ハロウィンの飾りとして使用されているカボチャやトウモロコシは、お祭りが終わったらすぐに処分しましょう。これらは腐敗しやすく、ペットがそれらをかじってしまう可能性があります。調理されていないとうもろこしやかぼちゃを摂取しても、少量であれば害はないかもしれませんが、カビが生えていると問題になることがあります。カビの消費は、カビがマイコトキシンを生成するため、消化器系の不調や神経学的な問題を引き起こす可能性があります。


  • 電気・電源コード
  • キャンドル

電気コードはカバーをかけたり、犬や猫が近づけない場所に隠しておく必要があります。電気コード噛んだり、キャンドルに触れると、火傷をしたり、ひどいショックを受ける可能性があります。また、これらは家の家事にもつながります。



ペットの衣装は安全なものを!

ペットのためにハロウィンのコスチュームを選ぶ際には、ペットが動いたり、呼吸することを損なわないようなものを選びましょう。金属製のビーズやその他の小さな破片がついたコスチュームは、亜鉛や鉛が含まれていると毒性があるため、摂取すると深刻な問題を引き起こす可能性があるので避けましょう。

ペットがコスチュームを着ている場合は、何か問題があればすぐに対処できるように、目を離さないようにしてください。 また、当日までにペットに衣装を試着させておくと、安心です。何かを着ることに慣れていないペットは、ハロウィンの衣装を着ることに慣れるまでに時間が必要です。コスチュームを着せている間は、たくさん褒めてあげたり、お気に入りのおやつを与えたりして、ペットにとってプラスの経験になるようにしましょう。


最後に


ペットは、大きな音や遊びに来た人にびっくりして、逃げたり、パニックになったり、迷子になる可能性があります。普段と違う雰囲気はペットにとってストレスになります。ペアレントもペットも楽しめるように、ペットへ気を遣ってあげましょう。これらを注意して、楽しいハロウィンをお過ごしください♪