現役獣医師のおすすめ!HEKAグレインフリードッグフードで愛犬をより健康に Vol.1

みなさん初めまして、獣医師の原駿太朗といいます。
私は北里大学獣医学部獣医学科を卒業し、小動物医療の現場でワンちゃんネコちゃんの治療にあたっています。

今回はご縁あって、HEKAグレインフリードッグフードの栄養や特徴を分析させていただきました。日常の診療の中でドッグペアレントの方からよく耳にする色々なお悩みにHEKAグレインフリードッグフードの食事がとてもよい選択肢になるのではないかと思います。

多くのドッグペアレントの方がこれから記事として取り上げていくお悩みを持たれたことはあるのではないでしょうか?お悩みごとに考えられる原因、獣医学的な解決の考え方、HEKAが実際どのように助けてくれるのかを深掘りして、数回に分けてご紹介します。皆様のドッグフード選びのヒントになれば幸いです。初回は「ドッグフード選び方」についてご紹介します。是非ご覧ください。

以下の3つの条件にあてはまるドッグフードを選ぶようにしていけば良いと思います。条件をそれぞれ考えていく上で各製品の裏に表示されている製品表示はとても大きな役割を果たしてくれます。

それでは、実際にHEKAグレインフリードッグフードの製品表示を例に3つの基準を満たしていると判断できるかどうかチェックしてみましょう。

条件①〜総合栄養食ってそもそもなんだろう?〜

ペットフードは「ペットフードの表示に関する公正取引規約」において目的によって総合栄養食、間食(おやつ)、療法食、その多目的食の4つに分類されています。この中で総合栄養食は以下のように定義されています。

極端に言ってしまうと、ワンちゃんが生きていくためには成長ステージに対応している総合栄養食と水だけで良いということになります。これはまさに完全食ではないか思われがちですが、実際には個体差や体の状態によって適切な栄養バランス、生体内での栄養素の利用効率は違います。総合栄養食であるということはあくまでドッグフード選びの基準の1つとしておくべきです。

大切にしてほしいことは食べることの楽しさをワンちゃんに与えてあげることです。私たちもいくら栄養バランスが良いとはいえ、毎日同じ食事は飽きてしまいます。そういう意味でも1種類のフードだけを使い続けるべきではないと私は考えています。

少し脱線してしまいましたね。HEKAグレインフリードッグフードは「総合栄養食」で、全成長段階の栄養基準を満たしているようです。条件①はバッチリです。

条件②〜原産国と原材料からみえる安心と絶妙なバランス〜

食材の質と組み合わせについては製品表示の原産国と原材料に注目します。

HEKAグレインフリードッグフードの原産国はドイツ。私の中で食材の質に関してはこれだけでクリアです。なぜならヨーロッパやアメリカはドッグフードの製造に関する決まりが日本と比べて遥かに厳しく、その中でもドイツは人が食べれる品質の材料しか製造に使えないと法律で決まっているほどのペット先進国として知られています。なので食材の質に関しては心配する必要がありません。

食材の組み合わせに関してはアミノ酸バランスというものを意識して考えてみましょう。食事として摂取されたタンパク質は消化されアミノ酸の形で吸収、利用されます。特に生体内で合成することができず、食事から摂取する必要のあるアミノ酸を必須アミノ酸と呼び、ワンちゃんでは10種類あります。食事に含まれる必須アミノ酸10種類中1種類でも欠乏する必須アミノ酸があると、他のアミノ酸はその欠乏しているアミノ酸に合わせた量しか利用できません。

つまり、各食材で不足しがちなアミノ酸を意識して組み合わせて必須アミノ酸の過不足がないように摂取する必要があります。
HEKAグレインフリードッグフードではサーモンとラムの2つの動物性タンパク質が各フレーバーで主なタンパク源になっています。ともにヒトの栄養学において優秀なアミノ酸バランスをもつ食材とされています。

HEKAグレインフリードッグフードは上記の動物性タンパク質に加えエンドウ豆やポテトといった植物性かつアミノ酸バランスよいタンパク源を組み合わせているので、食材の組み合わせ、つまりアミノ酸バランスにおいても良いドッグフードであるといえます。

加えてイヌは長い歴史の中で穀物なども食べる雑食として進化してきましたが、元々の祖先が肉食だったため、動物性タンパク質の方が生体内で効率良く利用できることが知られています。そういった意味でもサーモンとラムはイヌにとっても魅力的な食材でしょう。

条件③〜ワンちゃんが思わず食べたくなるご飯とは〜

最後は嗜好性についてです。ドッグフードの味をワンちゃんが実際にどう感じてるかを聞くことはできません。なので今回もワンちゃんが好む味を成分表示の保証成分から科学的にみていきましょう。イヌは全エネルギーの25〜30%がタンパク質由来の食事が最も食いつきがよく、タンパク質の種類も穀類より肉を主体のドッグフードのほうが嗜好性が高いと報告されています。

HEKAグレインフリードッグフードはどちらもフレーバーもこの基準をクリアしていますね。製品表示からの情報は以上になります。

嗜好性にはもうひとつ重要な要素があります。実はHEKAグレインフリードッグフードの製造工程をみていると最終段階で動物性脂肪を使用している工程があります。これはどういった意味があるのでしょう?


ワンちゃんに初めてのご飯をあげた時を思い出してみてください。においを嗅いでいませんでしたか?人よりはるかに優れた鼻を持つ犬にとってにおいも嗜好性に影響するとても大切な要素なんです。におい成分の多くは脂溶性、つまり脂肪との関連がとても深いんです。最終工程はHEKAグレインフリードッグフードにワンちゃんが思わず口にしたくなる“においの魔法”をかける工程だったのです。

ドッグフードの飽きについては1種類のフードにこだわらないことが最も良い方法です。色々な種類のドッグフードを組み合わせて数日ごとにローテーションしていくのがよいでしょう。その上で安心できるドッグフードを知っておくことが重要になってきます。HEKAグレインフリードッグフードはサーモン、ラムといった比較的珍しいフレーバーの製品なので、他のドッグフードともフレーバーが被りづらく、ローテーションにも加えやすいと思います。
これらの理由から条件③に関してもHEKAグレインフリードッグフードは十分満たしていると考えれます。HEKAグレインフリードッグフードをドッグフード選びのファーストチョイスとしてよいのではないでしょうか?

~ポイント~

今回は信頼できるドッグフードを選ぶのに迷わないための3つの条件を解説させていただきました。
普段何気なく見てしまいがちな製品表示にはこんなにも情報が隠れていたのですね。

  • 総合栄養食であるか
  • 原産国はどこか
  • 主たる食材は何を使っているか。使われている割合はどうか。
  • 他の食材もバランスよく使われているか

このあたりを意識しながらぜひその子に合ったドッグフードをたくさん見つけてあげてください。

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