老猫の長生きのためにキャットペアレントができること

猫の老化の兆候

猫は10歳になったときからシニア猫と呼ばれるようになります。

猫が老化しているサインとして、以下のものがあります。


  • 聴力の低下

猫は歳を取るにつれて聴力を失います。

  • 毛色の変化

ほとんどの猫は、歳をとるにつれて毛並みが多少白髪化し、毛艶も出にくくなります。

 

  • 食事の変化

食欲の低下は、あなたの友人の猫が老化しているサインの一つです。若い頃よりもゆっくりと食べるようになるかもしれません。

 

  • 視力の低下

猫は歳を取るにつれて視力を失います。また、瞳孔の近くが濁ってしまうことがあります。

  • 活動レベルと動きの問題

シニア猫は、睡眠時間が長くなり、活動的でなくなる傾向があります。歩き方も硬く、ぎくしゃくしているように見え、ジャンプしたり遊んだりするのを拒むようになります。一部の猫は関節炎を発症している場合もあります。さらに、セルフグルーミングもしっかり行なうことができなくなるので、体臭が出てきたり、パサついたような毛質へ変化することもあります。



シニア猫のお世話について

シニア猫の世話は成猫のお世話とそれほど変わりませんが、シニア猫の場合は、栄養管理や定期的な動物病院での診察など猫の健康を常に気にする必要があります。


  • 室内で飼う

シニア猫は絶対に外に出ないようにしましょう。室内飼いの猫は、屋外飼いの猫よりも健康で長生きする傾向があります。外飼いの猫は、乗り物にはねられたり、毒を盛られたりする危険性が常にあります。猫を室内で飼うことで、猫にも寄生虫や致命的な病気のリスクを減らすことができます。 

 

  • 定期的な動物病院での診察

一見健康そうに見える猫ちゃんでも、最低年に一度は診察を受けることをおすすめします。というのも、ペアレントが病気の兆候に気づかないような隠れた病気がたくさんあるからです。また、太りすぎなのか、痩せすぎなのか判断するために、正常体重がどのくらいなのかを理解しておくことが大切です。

  • 家の整理整頓

シニア猫は視力や聴力が低下しているかもしれませんので、部屋に物が積み重なっているとぶつかってしまうこともあります。そのため、ごちゃごちゃとしたものを取り除くことが大切です。家の中の物は場所を変えず、一定の場所に置いておき、シニア猫が困惑しないようにしましょう。例えば、寝る場所と食べる場所を同じ場所に置くようにしましょう。これは、視力を失いつつあるシニア猫にとって特に重要です。そうすることで、物にぶつかることなく、家の中を移動することができるようになります。シニア猫は、どこかに登ったりジャンプしたりすることができない場合がありますので、水やフードボウルなどの生活に必要なものは、アクセスしやすい場所でシニア猫の行動圏に置くことが重要です。例えば、トイレボックスは猫が簡単にアクセスできる場所に設置してあげましょう。

  • 落ち着ける場所を用意する

シニア猫は多くの時間を睡眠につかいます。また、関節炎や身体の痛みも人間同様に歳を取るにつれてでてきますので、落ち着ける居心地の良いベッドを用意してあげましょう。

 

  • 適切なタンパク質を与える

猫の年齢やライフスタイルに合った食事を与えましょう。猫は義務的な肉食動物です。タウリンやアラキドン酸など、動物性のものにしか含まれていない栄養素を必要としています。猫が必要とする栄養素がすべて満たされているかどうかを確認するためには、慎重に食事を与えなければなりません。シニア猫が心臓病や腎臓病を患っている場合は、動物病院で処方される特別な食事(療法食)を与えることもあります。多くの猫は年齢を重ねると、活動量が低下するので肥満になる傾向があります。猫が太りすぎている場合は、関節へのダメージも大きいため、ダイエットが必要です。しかし、過度なダイエットはシニア猫の体力を奪ってしまうので、ダイエットを始める際は、かかりつけの動物病院の獣医師に相談しましょう。

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