犬のおやつは10%ルール!

犬におやつを与えるときはどのぐらいの量をあげていますか?

ついつい可愛くてたくさんのおやつをあげてしまうドッグペアレントの方が多いと思います。しかし、残念ながら、おやつにはカロリーが多く含まれており、たくさんあげてしまうと、犬が太ってしまう可能性があります。また、おやつが多すぎると、おなかが一杯になってしまい、食事の時間に総合栄養食のフードを食べれなくなってしまうかもしれませんし、おやつの過剰摂取は犬を病気リスクを高めてしまうかもしれません。

おやつは、トレーニング中のご褒美や退屈しないように長時間噛んでいられるガム、歯を健康に保つのに役立つデンタルチューズ、グルコサミンやコンドロイチンを含む関節の健康に役立つサプリメントおやつもあります。しかし、おやつは完全な栄養源ではありません。おやつは一般的に糖分、脂肪分、カロリーが多く含まれています。これらの製品を“食事”として与えることはできません。


10%ルール

一般的に、おやつのカロリーは、犬の1日の食事カロリー摂取量の10%を超えてはいけません。愛犬の1日の食事カロリー摂取量を確認し、おやつの量を調整しましょう。


トレーニング中のおやつ はどのくらいあげても良いか?

基本的には、犬のトレーニングで欠かせないものとして、犬が正しい行動をした際に音を鳴らすためのクリッカーとご褒美のおやつです。ポジティブな気持ちでトレーニングを行なうためにおいしいおやつは最適です。大好きなおやつがペアレントの手元にあることを犬が知ると、犬はより速く学ぶためのモチベーションを高めることができます。ただし、頻繁におやつを与えてしまうとおやつの価値が下がってしまうのであげすぎに注意しましょう。トレーニングに最適なおやつは、トレーニング中に気が散ることがないように、簡単に食べられる大きさのものが良いでしょう。


しつけ中でも「10%ルール」を守るべきです。食事以外のご褒美としては、撫でたり、たっぷり褒めたりするなどの方法もあります。


ご褒美の種類

おやつといっても、お店やネットで買えるものは本当にたくさんの種類があります。また、手作りのおやつのレシピもたくさんあります。おやつを購入する際には、原材料とその商品に含まれているカロリーを必ず確認しましょう。犬におやつを与えすぎると悪影響があるので、与える時だけでなく、おやつを選ぶ時にもカロリーを気にしてあげましょう。 例えば、ソフトベイクドタイプのおやつは満足感が高いですが、過剰に与えると体重が増えてしまうことがあります。また、低カロリーのおやつやヘルシーなおやつもあります。

材料に関しては、充填剤、添加物、人工着色料、防腐剤を使用していないオールナチュラルのものがベストです。ジャーキーのおやつは細かく切って与えることができますのでトレーニング中に最適です。

最後に

おやつを食べることは人間にとっても犬にとっても楽しい時間です。おやつの種類や内容物をしっかり確認し、適度な量を犬にあげましょう。