中型犬をマンションで飼うポイントやしつけの工夫

こんにちは!perromartライターの川西彩です。

前回「犬とのマンション暮らしの始め方。マンションに向いている犬は?」ではマンションで犬を飼う時に考えるポイントや犬種選びについて書きました。

今回の記事では、マンション飼いには不向きと言われているビーグル犬を飼っている我が家として「マンションでもビーグル犬飼える!」というお話をしたいと思います。

なぜマンションでビーグル犬を飼ったの?

ビーグル犬とマンションで楽しく暮らす。こだわりは家に馴染むペットグッズでも書きましたが、ビリーを飼うことになった決定打は主人の一目惚れでした。


最初はマンション飼いに適した犬種を検討していましたが、この写真を見てビリーに一目惚れした瞬間から「マンションで飼える犬を探す」から「欲しい犬をマンションで飼う」に考えが変わり、「飼いたい犬(ビーグル)をマンションで飼うには?」と頭が切り替わった気がします。


犬らしい犬を飼いたい

わたし自身は犬を飼ったことがなかったのであまり犬種にこだわりがなかったのですが、主人は『犬らしい犬を飼いたい』と言っていました。

犬らしいと言っても人によって違いますが、主人にとっては、

・オス
・野性味がある
・マズルが長い犬種
・友達、バディ感のある
・抱きしめがいがある

ということでした。

主人は小さい頃に雑種でオスの犬(20キロ前後の中型犬)を飼っていまして、友達とか家族のように犬と暮らしていた過去があったからかもしれません。

そのため、単にかわいがるだけでなく一緒に生活する家族・仲間として犬を飼いたい気持ちがあったようです。

 

ビーグル犬の口コミは「マンションに不向き!」

いざ、ビーグル犬を迎え入れよう!と決意しつつ、マンションでビーグル犬を飼うことについてネットで検索しましたが、口コミでは「吠え声が大きい」、「運動量があるから無理」など、「ビーグルをマンションで飼うのは止めておきなさい」という内容がほとんどでした。

でも「ビリーを絶対に飼う!」と心に決めたわたしたちは、何とかしてマンションでビーグル犬を飼えるようにと試行錯誤しました。

当時のことを振り返ってみると、マンションでビーグル犬を飼うにはちょっとしたコツがありましたのでシェアします。

 

マンション暮らしで「トイレのしつけ」は大事

マンション暮らしの上でトイレのしつけは大事です。

トイレを外でしかしない犬もいますが、マンションで犬を飼う、とくにビーグル犬のような中型犬を飼う場合には、トイレの度に犬を外に運ぶと飼い主の体力的にも時間的にも大変なので、室内でトイレが出来るようにしつけることが大切です。

ビリーの場合は生後2ヶ月くらいで我が家にきましたが、赤ちゃんですし、最初は至るところにおしっこをしていました。

かなり心が折れましたが(笑)どこにおしっこをしても怒らないように気をつけて、おしっこをするポイントにトイレシートを敷き、だんだんとシートの数を減らしていくようにしました。(最初は6箇所くらいあったポイントでしたが、1ヶ月くらいで2箇所になりました)

決まったポイントでトイレが出来たら、とにかく褒める!!!も繰り返し繰り返しやりました。根気が必要でしたが、最初が肝心!です。

(今ではトイレは1箇所、外しません。トイレ完璧!)

マンションで気になる犬の鳴き声

マンションでビーグル犬を飼うときに一番気になるのは『吠え声』ではないでしょうか?
我が家も最後まで悩んだのは、ビーグルの吠え声でした。

ビーグルは吠える回数はそんなに多くない犬種ですが、吠える声が狩猟犬独特で『大きい』『通る』ので、ご近所迷惑になってしまうのではないか?と不安だったからです。

そこでまずは無駄吠えをしないようにしつけることにしました。

子犬の頃から要求吠えをしても完全に無視することを徹底。吠えるとついつい構いたくなるけれど、吠えたからといって声をかけない、目も合わさないようにしました。

その効果もあって、今でもビリーは要求吠え、無駄吠えを一切しません。

宅配の人が来たり、友達が遊びに来ても、人に対して吠えることがほとんどないんです。

餌が欲しかったり、寂しかったりすると爪でガリガリしてきますが、吠えることではなく、自分の意志を行動で表現できるようになったのかな、と感じています。

ちなみにビリーを飼ってわかったことですが、マンションは鉄筋コンクリートであることで壁が厚い、密閉性が高いので、窓を閉めてしまえば音が外に漏れないので意外と犬の鳴き声が気になることが無かったです。

わたしが住んでいるマンションも犬を飼っているご家庭は多いのですが、鳴き声はほとんど聞こえないです。むしろ、近所の戸建てから犬の吠える声が聞こえてくるほうが多いです。

ビーグル犬と室内でできる遊び

無駄吠え、要求吠えとも関係がありますが、犬にストレスを溜めないことも大切なポイントです。

ビーグル犬は運動量が多い犬種と言われていますので、長めに散歩にいくことやたまにドッグランへ行って走らせることでしっかり運動させるようにしていますが、天気が悪い日が続いたりするとなかなか散歩にも行けないので、室内で運動量の多い遊びをする必要があります。

我が家でやっているのはロープで引っ張り合う、ボール遊びです。犬の『噛む』『引っ張る』『走る』のような本能を満たしてあげられる遊びを取り入れること。飼い主も全力で遊ぶこと!

(ゴムのオモチャをひたすら噛む!)

(飼い主もビリーも負けられない闘い!)

ロープでの綱引きは、ビリーが13キロ弱あるのでこちらも本気にならざるを得ません。15分くらいやると、人間も汗をかくので良い運動!笑

ただし、マンションは集合住宅ですから、階下の方への配慮は必要です。
ビーグルはそこそこ体重がある犬種ですから、ボール遊びなどで走らせるとドタドタと足音はしますので、夜遅い時間の運動は控えましょう。

ペットとのマンション生活で気になる「におい」

ペットを飼っているお家に遊びに行くと、玄関でペットのニオイを感じることがありませんか?

ビーグル犬はニオイがあると言われている犬種ですし、もともと犬を飼ったことがなかったわたしは狭いマンションの部屋の中で、家の中がペット臭くなるのは嫌だな・・・と思っていました。

芳香剤、消臭剤、お香など色々試しましたが、一時的にニオイは取れてもカーテンやソファなどにペットのニオイは染み付いてしまうので、どことなく部屋全体にペットのニオイはしてしまうんですよね。

そこで我が家では、『オゾン脱臭機』を使っています。
(2万くらいのものを使っています)

オゾンはニオイのもとを分解するので、部屋全体を脱臭することができます。
ペットのニオイはもちろんですが、お魚やお肉を焼いた後のニオイ、カビ臭さのようなニオイも一緒に脱臭できるので一石二鳥です。

今となってはビリーの犬臭さがまた可愛くて、クンクン嗅んでしまいますが(笑)我が家は犬臭ゼロです!

いかがだったでしょうか?

(在宅勤務中に仕事してるか見回りにくるビリー)

(基本的に静か、飼い主が寝るとベッドへやってきます)

(クーラーの下で昼寝しています。完全にリラックス!)



我が家はマンションでビーグル犬のビリーと暮らして3年になりますが、特に困ったこともないですし、この3年マンション内でのトラブルもありません。ビリーを家族の一員としてマンションで快適に暮らしています。

マンションで犬を飼いたい、ビーグルを飼ってみたいなと思われている方の参考になれば嬉しいです!

ではまた!