【猫の食欲不振】ご飯を食べない猫の原因と食べさせ方
いつもより食いつきがない、残すようになってしまった…など、愛猫の行動の変化に気づくために、愛猫のいつもの食いつきや量を把握しておきましょう。ここでは、猫が食べなくなってしまったいくつかの原因をご紹介します。
なぜ食べなくなってしまったのか?

【猫が食べない理由】
1.日常生活や環境の変化
猫は日常生活や雰囲気の変化にとても敏感です。猫はペアレントが気づかないささいなことでも不安になりやすく、最大の注意を図ってあげなければなりません。
例えば…
- 新しい猫を飼うことになった
- 引っ越し
- 家具の配置が変わった
- 近くで工事をしていて、音が気になる
- 天候
- 花火大会の開催 など
2.感情的な問題
ホテルに預けている最中やチェックアウト後に食欲が落ちていることはありませんか?猫との遊ぶ時間が少なくなってしまったり、触れる時間が少なくなると、猫も感情が落ち込むことがあります。そうすること、人間と同じように食事に興味を示さなくなる場合もあります。こういう時は、おいしいおやつをあげて猫を誘惑したり、ウェットフードを歯茎に塗ってあげたりするだけでも、何か食べたいという気持ちが湧いてくるかもしれませんので試してみてください。
3.いつもの食事に飽きてきた
人間と同じように味に飽きてしまう猫も多くいます。猫は犬に比べて、グルメで食事の好き嫌いが激しいというイメージをもたれる程、食通です。愛猫が急に食べなくなってしまった場合は、今与えている食事に飽きてしまい、食べずにいればペアレントが何か違う食事を与えてくれるのでは…とお腹はすいていても我慢していることもあります。
4.健康問題
歯や顎に問題を抱えている可能性があり、それによって食事が苦痛になったり、困難になったりします。この場合、歯茎の炎症や折れた歯、口の中の切り傷、深い引っ掻き傷による顎の膿瘍などが考えられます。また、胃に不快感を感じていたり、腸の病気で食欲が低下している可能性もあります。
どうすれば猫に食べさせることができるか?
- 猫が食べない場合は、まず、原因がないか考えましょう。
上記であげたような環境変化や感情変化を猫に与えていないか思い返してみてください。
- 身体をチェックしてみましょう。
歯や歯茎に赤みや腫れがないか見てみてください。猫に口を開けさせることは、基本的に難しいかもしれませんが、口周りを触られるだけで嫌がる様子であれば、口腔内に痛みが生じている場合があります。
- 猫の食事ボウルが清潔に保たれているかどうかを確認してみましょう。
猫の食器は、ドライフードの場合は少なくとも1日に1回、ウェットフードの場合は毎食後に洗う必要があります。また、猫は綺麗好きで食事と排泄のスペースを分けたい生き物ですので、猫のトイレにの近くにフードを置かないように気をつけてください。
- 食事の保存方法を見直しましょう。
ドライフードを与えている場合、特に湿度の高い環境では、ドライフードは水分を吸収して柔らかくなり、猫にとって不快感を与える可能性があります。ドライフードの開封後はしっかり密閉し、風味や素材を壊さないように工夫しましょう。
- いつものフードにバリエーションを加えてみましょう。
猫は変化に富み、味や食感に飽きてしまうことがあります。いつもの食事に味や食感のバリエーションをつけてあげましょう。
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- 食事の温かさを変えてみましょう。
ドライフードではなく、冷蔵庫から出してきたウェットフードを使っている場合は、温めてから猫に与えてみてください。猫も人間と同じで、味覚は嗅覚と密接にリンクしています。冷たい食べ物は、匂いがしませんので、電子レンジで温め、匂いを加えることで、猫の食欲がそそるかもしれません。
最後に
猫の食欲低下は、飽きてしまったなどのペアレントが工夫して解決できることから、病気である場合もあります。いつもの行動に変化があった場合は、かかりつけの動物病院の獣医師に相談してください。この時、何か原因として考えられることを獣医師に伝えられるようにし、思い当たることが無い場合はその旨を伝えましょう。