愛犬の睡眠時間はどれくらい?睡眠から読み解く健康状態

犬には生まれつき持っている行動がたくさんあります。でも、あまりにも寝ているのを見ると、いつもと違い、変だな?と思うこともありますよね。
今回の記事では、愛犬が寝るべき時間数(健康的な数)、過剰に寝ると問題になる場合の犬の年齢や犬種に対する寝相の違い、問題になる理由、それらに対するおすすめの解決策を説明します。

健康な犬の睡眠時間数

睡眠は、人間であれば組織の修復や免疫力の強化など、体を助ける働きがあります。十分な睡眠は、人間にとって健康的であるように、犬にとっても健康に大切です。犬の場合、通常の健康的な睡眠時間の平均は、1日あたり12~14時間です。この範囲は、日中の睡眠と夜間の睡眠の両方を組み合わせたもの。生後12週齢頃までの子犬は、1日18~20時間程度の長時間睡眠をとります。

犬種や年齢によって異なる睡眠パターン

犬の睡眠パターンは、人間の睡眠パターンに近いように見えます。しかし、特定の点で異なっています。犬の睡眠パターンの特徴は、徐波から急速眼球運動(REM)に10分ほど移行することです。 レム睡眠では、犬は閉じたまぶたの下で目を回し、夢への反応を伴うことがあります。人間は睡眠時間の約25%をレム睡眠に費やすのに対し、犬は睡眠時間の約10%をレム睡眠に費やすと言われています。

犬の睡眠パターンは犬種によって異なります。ワーキングドッグは、主にパートナーの保護や水難救助など、何らかの責任を果たすために飼育されています。この犬種は、仕事が適切に遂行されるように起きています。一方、そうでない犬は、一日中寝ていることが多いです。犬その中でもブルマスティフ、サイスバーナード、グレイハウンド、ニューファンドランド、バセットハウンド、チャウなどがよく眠る犬と言われています。これらの犬種は1日に18時間も眠ることができます。

また、犬の睡眠パターンは、年齢によっても異なります。フィラデルフィア地域のトレーナーであるNicole LaRocco-Skeehan氏(CPDT-KA)は、すべての犬が同じパターンを持っているわけではなく、犬の年齢、健康状態、そしてその犬が誰であるかによって異なると述べています。あなたの犬がまだ子犬であれば、その睡眠時間は異なるかもしれません。愛犬が高齢になればなるほど、心も体も早く疲れるので、より多くの睡眠をとります。

寝すぎが問題になるのはどんなとき?

愛犬が寝すぎている場合、ペアレントが心配しなければならない場合があります。寝すぎが問題になっているかどうかを知るためには、以下のような点を観察する必要があります。

①いつもと睡眠パターンが変わった
愛犬の睡眠パターンに変化が見られるようになると問題です。例えば、早朝に2~3時間寝て、その後はずっと起きているのが普通だったのに、急に5~6時間寝るようになった場合は、何か問題があると考えるべきでしょう。

②起きるのが遅い
もう1つの問題点は、犬が目を覚ましてもあまり反応しないことです。健康な犬は起きるのが遅いのではなく、すぐに起き上がり、伸びをして、自分の好きなことをする準備をしています。

③行動の変化
例えば、始めたことをやり遂げられないほど疲れてしまったり、通常の状態では考えられないほどすぐに疲れてしまったり、運動に耐えられなかったりします(いつもと違う場所で休んだり、ときどきウンチをしたりします)。

なぜそれが問題なのか?

いくつかの条件が、犬の寝すぎが問題であることを示しています。寝すぎは以下のような状態のシグナルとなります。

1.糖尿病
2.不安
3.腎臓病
4.甲状腺機能低下症(甲状腺の働きが弱い)
5.心臓病
6.関節炎
7.うつ病

解決策

愛犬の寝過ぎが問題になった場合、2つの基本的な解決策があります。 第一の解決策は、獣医に診てもらうこと。

もう1つの解決策は、犬の運動時間を増やすことです。ここでは、身体活動や運動の機会をたくさん提供するようにするとよいでしょう。