ワンちゃんの健康を保つためには良い腸内環境を保つことが必要不可欠です。
善玉菌は腸内のバランスを保ち、犬の免疫力を高める役割を果たしています。
逆に悪玉菌が優位な状況になってしまうと腸内環境が悪化し、様々な健康問題の原因になってしまうことも…。
今回は、善玉菌を増やす効果が期待できる食材をいくつか紹介します。
ぜひ毎日の生活に取り入れて愛犬のお腹の善玉菌を増やしていきましょう。
1.果物や野菜
果物や野菜に多く含まれている食物繊維やオリゴ糖などは善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす効果が期待できます。
ただ、果物や野菜には糖分やシュウ酸という尿結石の原因になる成分が多く含まれていることも多いです。
そのため、与える量は多くても1日あたり5-10g程度に抑えるようにしましょう。
2.発酵食品
納豆やヨーグルトなどの発酵食品には乳酸菌などが多く含まれており、腸内環境を改善させる効果が期待できます。
ただ、そもそも食べつきが悪く嫌いなワンちゃんも多いので注意が必要。
また特にヨーグルトの場合、乳糖によってお腹を壊してしまうケースもありますので愛犬の様子に注意しながらスプーン1杯などごく少量から試すようにしましょう。
3.サプリメント(整腸剤)
食材とは少しズレてしまうかもしれませんが、口から摂取する食べ物として乳酸菌やビフィズス菌を直接摂取できる整腸剤の服用も非常にオススメです。
整腸剤に含まれる菌のほとんどは胃で胃酸によって死んでしまうため直接、善玉菌を増やす効果は期待できません。
ただ、死んだ善玉菌も腸内で善玉菌のエサとなるため結果として腸内環境を改善させる効果が期待できます。