愛犬愛猫の災害対策!ペット防災指導員おすすめの防災グッズもご紹介

※2024年9月更新
 

こんにちは!perromartペットハピネスチームのnanamiです♪

9月1日が防災の日と周知されていますが、9月7日はペット防災の日!

もしもの災害に備えて、みなさんは愛犬愛猫のために何か災害対策はしていますか?

とはいえ、どんな防災グッズを揃えたらいいのか?今からできる対策はないか・・・わからないことも多いかと思います!

ということで!今回は、「ペット防災指導員」の私がペアレントさんのお役に立てるよう「ペットのための防災」について解説♪

防災グッズや今からできる災害対策はもちろん、避難所生活で心がけることについても要チェックです◎
 

目次



今からできる災害対策

飼育環境の再確認

ワンちゃん・ネコちゃんが普段生活しているお部屋やケージの周りには、倒れてきそうな家具・ガラスはありませんか?

必要があれば、家具を固定したり、ガラスの近くを避けて安全な場所にケージを移動させましょう。

お部屋のレイアウトや大きさ的に移動が厳しい場合は、屋根付きのケージを用意してあげるのもおすすめです◎

また、屋外で暮らしている場合は、ブロック塀や窓ガラス、倒れやすいものがないか確認し、必要であれば、安全な場所にお家を移動させてあげましょう!
※小屋の位置だけでなく、リードのとどく範囲が愛犬の居住スペースというイメージで設置

災害時に多く発生してしまうのが、リードが切れたりワンちゃんが噛み切ってしまい、脱走してしまうケースです。

首輪やリードは噛みちぎることのができない頑丈なものを選び、しっかり固定してくださいね♪
 

ペットレスキューステッカー

「ペットレスキューステッカー」というものをご存知でしょうか?

「ペットレスキューステッカー」は玄関など見やすいところに貼っておくことで、ペアレントさんがいない場合にペットの救助をしてほしいと意思表示することができます!

Amazonや楽天市場などのオンラインショップでいろんな種類の「ペットレスキューステッカー」が販売されているので、チェックしてみてくださいね◎

▼スタッフ自作のレスキューステッカー

避難先の再確認

災害が起こったときのことを改めて、家族全員で話し合っておきましょう!

・ワンちゃん、ネコちゃんとどのように避難するか
・同伴避難できる避難所は近くにあるか

事前に調べておくことをおすすめします!
 

迷子札やマイクロチップの準備

※2023年6月1日より、ブリーダー・ペットショップ出身の子はマイクロチップの装着が義務づけられています

東日本大震災を機に「マイクロチップ」の需要が高まってきました!

マイクロチップは「万が一の迷子札」。

マイクロチップは専用の機械をかざさないと、識別番号などの情報が読み取れないので、もし目の前にペアレントさんと離れ離れになっているワンちゃん・ネコちゃんがいたとしても、マイクロチップだけではペアレントさんをすぐに探すことは不可能です。

マイクロチップ装着と合わせて、首輪に迷子札をつけておくことで少しでも早く、家族と再会することができるのではないか・・・と考えています!

・カプセルに電話番号を入れられる迷子札
・QRコードがついていて読み取ると情報がわかる迷子札

など、いろんなタイプの迷子札があるので、気になった方はチェックしてみてください!
 

トレーニング

避難所では、周囲に迷惑かけないために、普段のトレーニングが重要となってきます。

ワンちゃんの場合、「待て」「おすわり」「ふせ」「おいで」などの指示に従うようにトレーニングしておきましょう。

また、愛犬愛猫がケージの中でも落ちついて過ごせるよう、日頃からケージに慣らしておくことも大切です!




ペットの防災グッズ

「ペットの防災グッズ」は、持ち出しやすい玄関や、ご家族の防災グッズと一緒に置いておきましょう!

薬/療法食

お薬や療法食が「支援物資」として提供されるには時間がかかったり、持病のあるワンちゃん・ネコちゃんにとっては命に関わるものなので忘れないように準備しておきましょう!
 

フード/水/おやつ(1週間分以上)

ワンちゃん・ネコちゃんの「支援物資」は、通常、5日から1週間ほどで届くと言われ、ヒトの「支援物資」が届くより時間がかかるため、多めに準備しておきましょう!

冷蔵保存が必要なごはんは保存が難しいので、日頃からドライフードやフリーズドライも食べてもらえるようにしておくことがおすすめ◎


◼︎ローリングストック
「ローリングストック」とは、食料品を多めに手元に置いておき、日常生活の中でそれらを消費しながら減った分を買い足していく災害時の食料備蓄方法です。

しかし、フードを多めに買いに行くのは重くて大変!買い忘れてしまった・・・という悩みもあるかと思います!

そのような方は、定期便を契約することで定期的にお家に商品が届くから、重い買い物をすることもなく、いざ!というときの「ごはんがない・・・」なんていう心配も軽減されるのでおすすめです◎
 

▼この記事を読んでくれた方限定!初回定期便に使えるクーポンをプレゼント! ※おひとりさま1回限り。定期便のご契約時のみに使用可能。
※クーポンの併用はできません。
※事後適応することが難しいため、上記コードを決済画面で入力し、割引が反映されているか必ず決済完了前に確認してください


▼セット購入するとさらにお得!
 

 

また、災害時は慣れない環境で、いつものごはんでも食べなかったり、お水を飲まない子も・・・

その時のために、「これなら食べてくれる!」お気に入りのおやつやお水の代わりに味のついている「ペットスエット」を備えておくと安心です!

▼食べつき率94%

予備の首輪、リード(伸縮性のないもの)

避難中に首輪やリードが壊れてしまった時の予備として準備しておくと安心です。

伸びるリードの場合、避難時にリードに気づかず、他の方が引っかかってしまったり、その反動でワンちゃんが怪我をしてしまう可能性もあるので、伸縮性のないものを用意し、できる限り寄り添って避難してくださいね♪

また、ネコちゃんの場合、避難所で逃げてしまうというリスクを避けるために日頃から、首輪やリードハーネスに慣らしておきましょう!  
 

食器(紙皿)

お食事する際に必要となります!

かさばりやすい可能性もあるので、折りたたみ式のシリコンタイプや紙皿がおすすめです◎
 

ケージ/サークル

ケージやサークルは避難時や避難所生活でワンちゃん・ネコちゃんが安心できる空間に!

小型のワンちゃんはケージで問題ないかと思いますが、中〜大型のワンちゃんのケージを持って避難するには大変なので、折りたたみ式のケージやサークルを準備しておくのがおすすめです◎
 

トイレ用品(ペットシーツ/猫砂/ゴミ袋)

ペットシーツは愛犬の排泄用にはもちろんのこと、人のトイレにも使用できる万能グッズです!また、濡れた場所を拭いたり、足の踏み場を作ったり、雑巾代わりにも◎

また、ネコちゃんの排泄に使用する猫砂は重さがあるため、軽量タイプのものを選び、折りたたみ式の猫トイレがあると安心です!

▼何個あっても困らない!うんち袋が99円! 

愛犬愛猫の情報

ダイソーで販売している「うちの子ノート」のような、ワンちゃん・ネコちゃんの情報をノートにまとめておきましょう!
▶︎飼い主の連絡先/かかりつけの動物病院/ワクチン接種状況/健康状態/既往症の記録

愛犬愛猫の写真

ワンちゃん・ネコちゃんとはぐれてしまった際の迷子ポスターの作成や聞き込みする際に役立ちます◎

ご家族のワンちゃん・ネコちゃんのお写真がケータイにはたくさん入っていると思いますが、ケータイの画像が入ったままになってませんか?
被災地ではケータイが使えるか、その場で印刷できるかわかりません・・・

お顔や模様などの特徴が分かるよう、多めに印刷して準備しておきましょう!
 

ケア用品(タオル/ブラシ)

タオルは、体などが汚れてしまった際に拭いてあげたり、防寒としても使用できるので準備しておきましょう◎

また、避難時はシャンプーができる状況ではないことが多いため、汚れを軽減させ、皮膚の環境を少しでも清潔に保つためにブラシがあると便利です!

▼ブラシの先端が丸く保護されているから安心!

匂いのついているもの(ブランケット/おもちゃ) 

慣れない環境や災害という怖い思いをしたワンちゃん・ネコちゃんは普段より敏感に・・・

匂いのついたものがあることで少しでも安心できる環境に近づくので、避難する際に一緒に持って逃げたり、ゲージに入れてあげましょう!

ブランケットは、季節によっては寒いので防寒として使用したり、敷いてあげることで長時間寝ている際の床ずれなどの軽減にも◎

▼避難所で活躍すること間違いなし!

洗濯ネット

洗濯ネットは、ネコちゃんの保護や治療の際の便利アイテムです。

爪切りや注射などちょっとした処置は洗濯ネットに入れたまま行うことができ、落ち着かせることも!

また、ネコちゃんは狭い所が落ち着くので、洗濯ネットのなかに入るのを好む子も◎



避難所生活で心がけること

避難所では動物が苦手な方やアレルギーを持っている方への特別な配慮が求められることもあるので、住んでいる地域のホームページなどで、避難所の場所や同行避難の場合の注意事項などを確認しておきましょう!

ペアレントさん同士で助け合いましょう

ワンちゃん・ネコちゃんとの避難生活は、他の人に比べて、周りに気を遣うことが多いと思います。
ペアレントさん同士で足りないものは補い合い、不安なことがあれば相談し合い、少しでも居心地のいい環境作りを心がけましょう!
 

周囲に迷惑を掛けないよう配慮しましょう

避難所には、たくさんの人が集まってきます。
動物が苦手な方、アレルギーをお持ちの方、動物との接し方がまだわからない小さなお子様などもいる可能性があります。

できる限り、周囲に配慮し、迷惑を掛けないようにマナーを守りましょう。
 

避難所ではワンちゃん・ネコちゃんの健康に気を付けましょう

避難所では、必ずしもワンちゃん・ネコちゃんと同じ避難生活ができるとは限りません・・・

慣れない環境・ペアレントさんのいない状況に、ワンちゃん・ネコちゃんはストレスを感じます。

また、食欲不振・水分不足などにより、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなることもあるので、ペアレントさんはいつも以上にワンちゃん・ネコちゃんの様子を見ることを心がけましょう◎



最後に

いかがでしたでしょうか?

災害が起こらないことが一番ですが、災害が起きてしまった時に愛犬愛猫の命を守れるのはペアレントさんです!

もしもの時に備えて、少しずつ防災グッズの準備や災害対策を心がけてみてくださいね♪

この記事が、少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです!

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