ネコちゃんが噛み付ついてくる行為は、トイレではない所で用を足してしまう行動の次に多い問題行動の一つで、多くのペアレントがこの行動を理解できず対処に困ってしまいがちです。
ネコちゃんが噛み付いてしまう主な理由は、ペアレントの遊び方や可愛がり方がネコちゃんにとって好みでないことが・・・
つまり、ペアレントが簡単なトリックを使えば、とても簡単にこの問題を避けることができるのです!
まずは、噛み付きと甘噛みの違いについて知っておきましょう。
血が出るほどネコちゃんが噛みついてくる場合は、とても危険な行動なのですぐに止めさせる必要があります。
もし、子猫がただ戯れて甘噛み程度に指に噛み付いてくる場合、それはペアレントへの単なる愛情表現と言えるでしょう。
噛みついてくる原因
病気の場合
もし、理由もなく噛んできたら健康上の問題の可能性があるので、ネコちゃんを病院へ連れて行き、健康に異常がないか確認をしましょう。
怖がっている場合
ネコちゃんがトラウマを抱えている場合は、怖がって噛み付いているかもしれません・・・
虐待や育児放棄されていたネコちゃんにとって噛み付く行為は身を守る行動です。
このような場合は、 おもちゃやご飯、おやつなども使って、信頼を築くように心がけてみましょう。
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攻撃してくる場合
ネコちゃんがストレスを抱えている時、噛み付くという行動で自分のストレスを表現しています。
例えば、誰かがネコちゃんのテリトリーに入ってしまったら、その侵入者があなたでなくても、近くにいたあなたをストレス発散のターゲットにすることが・・・
戯れて噛み付いている場合
ネコちゃんはまだ、あなたの指ではなくおもちゃを噛めばいいと知らないだけかもしれません。
噛みつかれた時に、すぐに大きな声で”痛い”とリアクションをしてあげたり、音を出してみましょう。
音と噛み付く行動が関係しているとわかると自然とやめるでしょう。
または、ネコちゃんが噛み付いてきたら、5〜10分程度、愛猫と遊ぶのをやめてみましょう。
そうすることで、噛み付く行動が良くないということを教えてあげましょう。
噛み付いてきた場合の対処法
罰を与えないようにしましょう
罰を与えることによって、ネコちゃんはあなたを怖い人だと誤解し、あなたを見るたびに逃げ出してしまうことに・・・
もし噛んできたら、すぐに止まり、腕や手を振り払わないで、ネコちゃんの口の方へと手を動かしてみましょう!
手を引く行為はネコちゃんが強く噛む行為を促してしまい、ネコちゃんにとっての獲物(あなたの手)の動きが止まることで、愛猫が混乱し噛むのを緩めるでしょう。
おもちゃを使って、手を噛ませないように遊んでみましょう
手を噛んで遊んでしまうネコちゃんと遊ぶ場合、おもちゃを使わないと本来楽しいはずの遊ぶ時間が痛々しい時間になってしまいます。
ぬいぐるみやおもちゃを使うことはとても効果的ですので、あなたもネコちゃんも楽しい時間が過ごせるでしょう。
そのほかにも、小さいボールや何かネコちゃんが追いかけられるものも使うのもおすすめです。
噛むことに悪気はなく、どうやって自分の力をコントロールするかを知らないネコちゃんもいます。
そういったネコちゃんは早く母親から引き離され、強く噛んでしまうことが悪いことだと知らずに育ってきているかもしれません・・・
また、ネコちゃんの問題行動はペアレントが原因であることもあり、知らないうちに噛む行為を定着させているかもしれません。
ネコちゃんが噛みついてくる原因を改めて考え、「罰を与えない」「おもちゃを使って遊ぶ」などの対処をとってみてくださいね!