【犬の適切な食事管理】年齢別の食事の与え方と回数

食事はワンちゃんの健康を保つ重要なものです。

また、ワンちゃんの必要カロリー、健康状態、ライフスタイル、年齢、品種などを考慮する必要があります。

ペアレントとして、ワンちゃんにどんなものを与えているかを知るだけではなく、どれだけの量を食べさせているかも理解しておきましょう!


 

肥満について

米国の住むワンちゃんの50%以上が過体重または肥満に分類されることをご存知ですか?

肥満なワンちゃんたちは健康に問題を引き起こすリスクが高くなります・・・

食事の過剰摂食や運動不足はワンちゃんの体重増加を引き起こす要因です。

フードのラベル表記をしっかり理解し、ワンちゃんの適量を把握しましょう!

獣医師の診察を受けることは、ワンちゃんの健康改善への大きな一歩であり、ウェルネスチェックとして体重を測定し、定期的に健康診断を受けるのもおすすめです。

また、現在与えているフードの種類と量、活動レベル、おやつや人間の食べ物などの余分はカロリー源がないかなど、獣医師がワンちゃんに必要なカロリーを算出できたら、食事スケジュールを立てることができます。

成犬は通常1日に2回食事を与えられますが、ペアレントの都合によっては1日1回のお食事量でもかまいません。

しかし、子犬は胃が小さく消化管が短いため、年齢やサイズにもよっては、1日に3回以上食べる必要があります。

 

おやつ


おやつだけでは栄養素バランスが取れません・・・

ペアレントさんは、おやつのカロリーがワンちゃんの1日のカロリー摂取量の10%を超えないように気をつけましょう!

 

フードラベルを確認する


フードラベルに記載されている情報を理解することは、ワンちゃんの食事の必要性やフードの栄養分をよりよく理解するのに役立ちます。

また、ペットフードのラベルを読み、製品に関する重要な情報を理解することもできます。

 

年齢に基づくお食事量

8〜16週齢の子犬



ペットショップやブリーダーに何を与えていたのか確認し、最初の数週間は同じものを与え続けることをおすすめします。

新しいフードに移行したい場合は、数週間かけて徐々に新しいフードへ移行してくださいね!

また、子犬は食事の間隔が長いと空腹になることがあるので、1日のお食事量を頻回に分けて与えましょう。

 

16週〜12ヶ月の子犬


この年齢でも、子犬は体の成長のために高タンパク質なごはんを与えましょう!

ただし、お食事量には常に注意を払い、多すぎたり少なすぎたりしないようにしてください。

 

成犬


小〜中型のワンちゃんの場合、生後約12か月の成犬と見なされます。

一方、大型のワンちゃんは少し時間がかかり、18〜24か月で成犬になります。

成犬には、1日に1回または2回のお食事が可能となり、ライフステージや健康状態に合うフード探してください。

ワンちゃんの食事を成犬の食事に切り替える前に、切り替えるタイミングが正しいかなど獣医師に確認してみましょう!

そして、フードの切り替え時期は、消化不良を避けるために数週間かけて徐々に新しいフードへ移行してください。

 

シニア犬


高齢のワンちゃんは、加齢に伴い、大人や子犬に比べて必要なカロリーが少なくなります。

ワンちゃんの健康は、食事の種類にも影響を与えるため、獣医師と相談してごはんを決めるのもおすすめです!

 

よくある質問

 

1日1回の食事でも大丈夫ですか?


子犬は一般的に、成犬よりも速くエネルギーを燃焼するため、1日を通して4〜5回に分けての食事が必要です。

生後4か月~6か月齢になれば、1日3回の食事へ移行でき、成犬は、1日1回のお食事回数でも問題ありませんが、1日2回の食事をおすすめします。

 

手作りごはんを食べさせてもいいですか?


手作りごはんを与える際には、注意が必要です。

ワンちゃんの食事を市販のペットフードから手作りごはんに切り替える場合は、獣医師またはペットの栄養士に相談して、ライフステージに適したバランスの取れた食事を与えるようにしてください。

 

最後に、ドッグフードの種類や体調などによっても食事の与え方は異なりますので、かかりつけ動物病院の獣医師に相談しましょう。

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