初心者でも簡単にできる猫の爪切り方法とコツ。嫌がる猫も大丈夫!【保存版】


こんにちは!
2匹の愛猫と暮らすペットハピネスチームのyukaです。

今回は、猫ちゃんとの暮らしで避けては通れない大切なお手入れの一つ、「爪切り」についてご紹介します!

「日頃からやっているけどなかなかうまくいかない、嫌がってしまう・・・」
とお悩みを抱えるペアレントさんも多いのではないでしょうか?

本記事では、正しい爪切りの方法やコツ、おすすめグッズなどもご紹介させていただきますので、初めて猫ちゃんと暮らす方はもちろん、すでに暮らしている方も、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。



はじめに

 

猫ちゃんの爪切りは本当に必要?


猫は自然に爪を研ぐ習性がありますが、室内で飼っている場合や家具を守りたい場合は、定期的な爪切りが必要です。
爪が伸びすぎてしまうと、爪が折れてしまったり、肉球に刺さる恐れがあります。同居猫ちゃんを傷つけてしまうことも・・・。
また、お家の家具などを傷つけたりする原因にもなります。
 

爪研ぎをしていても必要?


爪とぎの一番の役割は、爪の古くなった層をはがし、新しい層を出すこと。
つまり爪とぎをしていても、爪が短くなるわけではないので、爪切りで短くしてあげる必要があります。
 

どれくらいの頻度で切るべき?


このあとの爪切り方法のところで詳しく紹介しますが、白い部分が伸びてきて先端が鋭利になる前に切ってあげるのが適切なタイミングです。
一般的には、2-3週間に一度程度の頻度で爪を切るのが目安です。

ただし、猫ちゃんの活動量や爪の伸び具合によっても異なりますので、定期的にチェックして必要に応じて調整しましょう!

【おおよその目安】
子猫:1~2週間に1回
成猫:3週間〜1ヵ月に1回



適切な猫の爪切り方法

 

必要なもの

 

◼︎爪切り

ペット用のものは先端が尖っていないものが多いので、猫ちゃんが動いてしまった時も安全なように、専用のものを使うと安心です。

◼︎止血剤

大きめのペットショップ、サロンや病院、オンラインで販売していることも。手元になく緊急時には片栗粉や小麦粉でも代用できます。
有名なものでは「クイックストップ」といった商品が販売されているので、気になる方は調べてみてくださいね。
(通院などされている場合は、かかりつけの獣医師さんにご相談の上、ご使用ください。)
 

◼︎ガーゼ

万が一爪を切りすぎて出血した場合に備えて準備しておきましょう。

 

切る場所を確認しよう


爪を切るために、まずは爪の出し方を確認する必要があります。

猫ちゃんの爪は、普段指の中にしまわれているので、爪を切るときは、爪を切りたい指の指先を軽く押して、隠れている爪を出し伸び具合を確認します。
爪を切る際は、爪の透明な部分だけをカットしましょう。

ピンク色が見える部分が「血管」なので、この部分を切らないように注意が必要です。
以下のイラストを参考に、切る場所をしっかり確認しましょう。


正しい体勢をチェック


猫ちゃんをリラックスさせるために、こんな体勢がおすすめです!
 

◼︎座ったまま

猫ちゃんを膝の上に乗せる方法です。安心感があり、動きにくくなります。

◼︎横抱き

猫ちゃんを前に横抱きして、後ろ足を優しく持ち上げる方法です。


一人で切るのが難しい場合は、猫ちゃんが慣れている人に協力してもらい二人で行うのもおすすめです!
また、無理に抱きすぎず、猫ちゃんがリラックスできるように心がけましょう。
 


猫ちゃんが嫌がる場合の対策

 

徐々に慣れさせる


急に爪切りを始めると、猫ちゃんはストレスを感じてしまいます。まずは爪を触ることに慣れさせて、少しずつ爪切りの音や動作に慣らしていきましょう
子猫のうちにお迎えした方は、小さい頃から手に触ることに慣れてもらうのもおすすめです。
 

おやつなどのご褒美を用意する


爪切りの後におやつをあげたり、撫でてあげることで、爪切りに対する嫌なイメージを減らすことができます。
難しい場合には、爪切り最中におやつをあげて気を逸らすことも効果的です!

無理をしない


猫ちゃんがあまりに嫌がる場合は、無理に続けず、少し休憩してから再挑戦しましょう。
焦らず、猫ちゃんのペースに合わせることが大切です。


猫と暮らすスタッフの方法やコツは?

 

Yuka家

◼︎ちよまるくん #特に問題なし

ちよまるは、小さい頃から手をこまめに触ったり、爪を出す感覚に慣れさせていたからか、特に暴れることもなく、スムーズに終わらせることができます!
今後も嫌がることのないよう、終わったあとにはご褒美を用意しています。
 

◼︎ふくまるくん #長時間だと暴れる

ふくまるは昔深爪をしてしまった経験からか、爪切りが苦手。普段の抱っこは問題ないですが、爪切りと気づいた時には長時間の抱っこは難しいです・・・。
なので、2日に分けて前と後ろ足で一回の時間を減らして終わらせるように。
あとは顔を覆って隠すと落ち着くこともあるので、できる限り二人体制で取り組んでいます!



 

Mona家

◼︎ティアラちゃん #長時間抱っこはお断りさん

人間が大好きなので擦り寄ってくる甘えん坊な性格ですが、昔から抱っこはあまり好きではありません。
長時間の抱っこは難しいので、おやつ(NAMAプレミアム 天然本鰹)をあげながら夢中になっているうちにカットをし2日かけて完了させます。
 

◼︎アイルちゃん  #ほぼ触ることができないビビリさん

猫同士は問題ないのですがビビリな性格で、保護してから7年経った今でもあまり触られることは好きじゃありません。
動物病院はもっと苦手で暴れてしまうので色々試した結果、洗濯ネットや吊り下げ型のハンモックを使うことで自宅でも爪切りができるようになりました!


獣医師 原先生から一言



家で爪切りに挑戦したい!という相談を受けた時に、診察の中でアドバイスしているのは、以下の2つのことです。
 

◼︎爪切りは形にこだわらず、自分が使いやすそうだなと思ったものを選ぶ

◼︎尖りさえなくせればいいので、まずは2-3mmを切ることから目指す
 

とはいえ、指先自体を触られるのが根本的に苦手な猫ちゃんはとても多いので、自宅で行うのが難しい場合には無理せず動物病院に任せていただければと思います。
 
 

最後に

いかがでしたか?
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