犬と一緒に寝ていいの?〜おすすめのワンちゃん専用ベッドもご紹介!〜

こんにちは。
perromartペットハピネスチームです!

突然ですが、愛犬家のみなさま!
夜はワンちゃんと一緒に寝ていますか?

可愛いワンちゃんをお迎えしたら、「夜寝る時まで、ずっと一緒にいたい!」と思うのも自然なことですよね。

しかしながら、ワンちゃんと一緒に寝ることについて、こんな疑問や不安を抱えているペアレントさんも多いのではないでしょうか?

・ワンちゃんと一緒に寝たいけど、そもそも一緒に寝ていいの?
・一緒に寝るのはダメって聞いたことがあるけど、ひとりで寝かせるのも可哀想
・ワンちゃんがストレスなく眠るために何をしてあげたらいいんだろう?
・お迎えしたばかりで何が正解かわからない…

今回の記事では、そんなペアレントさんのために「ワンちゃんと一緒に寝ること」についてお話させていただきます!
おすすめのグッズなどもご紹介させていただきますので、ぜひ最後までご覧ください。
 

 

目次

  • ワンちゃんと一緒に寝てもいいの?
  • 基本的には避けたほうがいいといわれる理由 
  • 「同じ空間で寝ること」はとっても良い効果がある!
  • 寝室にワンちゃん専用のベッドを!
  • おすすめのベッド紹介
  • ワンちゃんと一緒に寝る必要がある場合の注意点
  • 最後に
 
 

ワンちゃんと一緒に寝てもいいの?

結論から申しますと、基本的には「一緒に寝ることは避けたほうがいいと言われています。
では、それはなぜなのでしょうか?

理由は大きく分けて5つあります。
 

基本的には避けたほうがいいといわれる理由

1. 衛生面

みなさんは動物由来感染症という病気を知っていますか?
動物から人に感染する病気のことで、厚生省が出している「愛玩動物の衛生管理の徹底に関するガイドライン」には、この感染症を防ぐために、避けたほうがいい過剰な密接接触の1つとして「同じ寝具を利用すること」という記載があります。

同じベッドで寝ることで、毛や皮膚についた唾液や尿に長時間触れることや、ワンちゃんの身体にいるノミやダニなどから感染する可能性があるためです。
過度に怖がる必要はないですが、ワンちゃんにとってもペアレントさんにとっても、病気にかからないための予防はとても大切です。

※参考:愛玩動物の衛生管理の徹底に関するガイドライン 2006
 

2. トレーニング

 
ワンちゃんとより良い関係を築くためにトレーニングはとても重要です。

ワンちゃんには群れの中のボスが決めたルールに従うという習性があり、ご家庭ではペアレントさんがこの「ボス」になることで信頼関係が生まれ、しつけが行いやすくなります。
ペアレントさんと同じベッドで寝ることにより、この上下関係が曖昧になり、威嚇や無駄吠え、ペアレントさんが寝返りをうつと噛みつくなどの問題行動に繋がる可能性もあります。
 

3. 分離不安症

 
ワンちゃんとずっと一緒に寝ていると依存性が高まり、分離不安症になるリスクも高くなります。

分離不安症のワンちゃんは、ペアレントさんと常に一緒にいないと不安になってしまい、嘔吐や下痢、自傷行為などの問題行動を起こしてしまうことも・・・
ワンちゃんが感じるストレスは相当なものですし、ペアレントさんも旅行に行くときなど、誰かに預けることが難しくなってしまいます。

また、病院へ入院が必要になったり、大きな災害にあって避難所での生活が必要になる可能性も捨てきれません。
いざというときに余計なストレスを感じないようにするために、日ごろからワンちゃんが1匹でも安心して寝られるように慣れておくことが大切です!
 

4. ケガ


ワンちゃんと一緒に寝ていると、ペアレントさんが寝返りをうったときに、「下敷きになる」「ベッドから落ちて骨折してしまう」といったことも考えられます。

特に体重が5㎏未満の超小型犬は、こういったケガのリスクが高くなるので注意が必要です。
 

5. 睡眠の質

寝返りをしないように気をつけていたり、ワンちゃんの動きに敏感になって、途中、起きてしまうといったことがあると、ペアレントさんの睡眠の妨げになってしまうことがあります。
逆にペアレントさんの動きで、ワンちゃんが熟睡できない・・・なんてことも考えられます。

熟睡できないような日が続いてしまうと、体調不良やストレスの原因になってしまいますし、ペアレントさんもワンちゃんも夜はぐっすり眠りたいですよね(笑)
 

「同じ空間で眠ること」はとっても良い効果がある!


ここまで、「一緒に寝ないほうがいい理由」をご説明しました。

「じゃあ別の部屋で寝ないとダメなの?そんなの寂しいし可哀想…」と思ったペアレントさん!
そんなことはありません!

2017年に発表されたアメリカの睡眠医学の研究では、ワンちゃんといっしょに眠ることの医学的な影響が調査されました。
実際に、被験者とその愛犬が運動センサーの機器を装着して眠り、睡眠中の動きを記録して睡眠の質を測定したものです。

・犬と人間が同じベッド
・同じ部屋で寝るがベッドは別
・犬と人間それぞれに別室
など、いくつかのパターンを比較した結果、最も深く質の良い睡眠は、「犬と人間が同じ部屋の別々のベッドで寝た時」だったということです。

ワンちゃんもペアレントさんと同じ空間にいることで、安心して眠ることができますし、ペアレントさんもぐっすり寝ている可愛いワンちゃんの姿を見ることができて癒されますよね。

また、万が一寝ている間のワンちゃんに異変が起きた時に、近くにいればすぐに気づくことができます。
もちろん、前述のような分離不安症を防ぐためや、いざという時のために別の部屋で寝る日を作ってあげる必要はありますが、このように、同じ部屋で寝ることにはメリットがたくさんあるんです!

ぜひ、みなさまの寝室にワンちゃん専用のベッドを置いて、同じ部屋で一緒に眠ってみてはいかがでしょうか?
※参考:家庭の睡眠環境における人間の睡眠に対する犬の影響
 

寝室にワンちゃん専用のベッドを!

ワンちゃんの快適な睡眠をサポートするために、どんなベッドを選ぶかは、とても大切です。
ワンちゃんは、1日の多くの時間を寝て過ごしているため、ワンちゃんに合ったベッドを選ぶことは、快適な睡眠だけでなく健康をサポートすることにも繋がります。

また、ワンちゃんにとって専用のベッドは自分だけのリラックスできる場所です。
心地よい居場所を作ってあげることで、お留守番のときなどのストレスを和らげる効果も期待できます。
 

おすすめのベッド紹介! 

ふわふわラウンドクッション


綿がたっぷり詰まったふわふわなクッション。

丸型で姿勢を選ばず、包み込まれるようにペットの身体にフィットします。
裏面には滑り止めがついており、動き回っても問題なし!

インテリアに馴染むシンプルなデザインは、オールシーズン利用可能。

人が寝ても心地良い柔らかさで、どんな体勢でも一日中リラックスして過ごすことができます。
実際に購入したペアレントさんからは「寝心地がいいみたいで、このベッドを購入したら私の布団に入ってこなくなりました(笑)」といった声も届いています!

ワンちゃんと一緒に寝る必要がある場合の注意点

ここまで読んでいただいたペアレントさんの中には「それでも一緒に寝たい」と感じる方もいらっしゃるかと思います。

ワンちゃんが高齢でできる限り傍にいたい方、昼間ほとんど一緒にいられないから夜寝る時くらいはくっついて寝たい方、ご家庭によってご状況は様々ですよね。

基本的には同じベッドでは一緒に寝ないことをおすすめしていますが、「絶対にダメ」というわけではありません。
一緒に寝る必要がある場合には、こんなことに注意してみてくださいね!
 

1. ベッドの広さや高さに注意する

ワンちゃんが安全にゆっくりと眠れるよう、ペアレントさんとワンちゃん、それぞれのスペースをしっかり確保してあげられるといいですね。

特に高齢なワンちゃんはケガのリスクが高まるため、注意が必要です。
落下などの事故を防ぐためにも、ベッドの高さは低めのものがおすすめ。

また、ワンちゃんが寝る場所を選べるよう、近くに持ち運びのしやすいワンちゃん専用ベッドを置いてあげると理想的です!
 

2. 毎日一緒に寝ないようにする

ぜひ、ワンちゃんがひとりだけで寝る日を作ってあげてください。

いざという時のために、ワンちゃんがひとりでも寝られるよう、日ごろから訓練しておくことが大切です。
特に子犬のうちはしつけをしている大切な時期。
この時期に毎日一緒に寝てしまうと、分離不安症のリスクが高まったり、ペアレントさんとの上下関係が崩れてしまい、しつけを行いにくくなる可能性もあります。
 

3. 清潔を保つ

寝具はこまめに洗濯や掃除をしましょう!
また、ワンちゃんのノミ・ダニの予防をしっかり行うことも大切です。
 

最後に


いかがでしたでしょうか?

ワンちゃんと幸せに暮らすために大切なことは、「お互いに依存しすぎない関係性」を築くことです。

過度に密着した生活を送ることで、ペアレントさんが病気になってしまったり、ワンちゃんがストレスを感じる状況が増えてしまうのは避けたいですよね。
一緒に生活する上でのルールをきちんと作り、ぜひ理想の愛犬ライフをお送りください!

perromartでは、ワンちゃんにとってもペアレントさんにとっても、安心安全で使いやすい商品を取り扱っております。
ペアレントさんとご家族のワンちゃんが少しでも快適に生活できる環境づくりをお手伝いできればと願っておりますので、ワンちゃんグッズでお悩みの際はぜひ覗いてみてください!