鰹はワンちゃん・ネコちゃんの身体に良いの?メリットやデメリットを紹介!

《鰹をワンちゃん・ネコちゃんに与えることのメリット》

①カツオには太りにくい成分が盛りだくさん
②赤血球を作り出す
③疲労・肝機能の回復
④ネコちゃんが自分でつくれない栄養素もとれる

①カツオには太りにくい成分が盛りだくさん


最近はリモートワークも当たり前になった印象がありますが、家にいる時間が増えると、ついついワンちゃん・ネコちゃんにおやつをあげてしまいたくなる時ってありませんか?
そこで心配になってくるのが体重です。

人と同様に、太りすぎは糖尿病などのさまざまな病気になる原因になると知られています。
太りにくい食事があれば、人とワンちゃん・ネコちゃんのより良い暮らしの手助けになると思い調べてみたところ、カツオには太りにくい成分が含まれていることがわかってきました!

▼カツオに含まれている太りにくい成分はこちら

  • EPA(エイコサペンタエン酸):血液をサラサラにし、中性脂肪やコレステロール値を下げる効果があります。
  • ヒスチジン:ヒスチジンは食欲抑制効果や脂肪燃焼効果を持つヒスタミンを体内で合成するために必要な成分です。
  • ナイアシン:ナイアシンは酵素の補酵素として働き、効率よくエネルギーを産生するための手助けをしています。
  • タウリン:運動時の脂肪燃焼の効率の上昇も確認されており、効果的な体重減少を助ける効果も期待されています。

また、カツオの「血合い」には「レバー」に匹敵するくらいの栄養があるといわれています。
カツオには血中の中性脂肪を正常に保つ働きをするEPA(エイコサペンタエン酸)や脳や神経の発達に不可欠なDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。

 

②赤血球を作り出すのをサポート



鰹にはさまざまな魚の中でも特にビタミンB12が豊富に含まれています。
ビタミンB12には神経機能の正常化や睡眠リズムの正常化する働きがあります。

また、ビタミンB12は、赤血球に含まれるヘモグロビンを作り出す作用も。
赤血球はワンちゃん・ネコちゃんの全身に酸素を運ぶ大事なもの。
このビタミンB12と葉酸が不足すると貧血の原因となります。
さらに、ビタミンB12はタンパク質の合成を助け、傷ついた末梢神経の回復をサポートします。

③肝機能を回復し、リフレッシュ作用も


鰹に含まれているタウリンとは、たんぱく質を合成するアミノ酸の一種。

タウリンは肝臓の解毒能力を強化します。
この肝臓の機能を回復強化することが、間接的に疲労回復へつながるとされています。
肝臓は「解毒」「代謝」「神経伝達物質」に影響する身体の組織です。

肝臓の機能が改善するあるいは向上するということは、肝機能の低下によって起こる疲労回復に向かうことが期待できます。
つまり、肝機能を向上させることができると、疲れにくい体にできるということになります。

④ネコちゃんが自分でつくれない栄養素もとれる

  • タウリン:不足すると眼の病気や心臓の病気、子猫の発育不全などが起こります。
  • アルギニン:不足すると体内で産生される有毒な物質を排出しにくくなります。
  • ナイアシン:不足すると口腔内に潰瘍ができたり、舌が赤くなったりするペラグラという症状を示します。

どれも大事な成分なのですが、この3つはネコちゃんが自分の体内で作り出すことができないため食べ物からしか取れない成分なんです。
つまり、カツオは太りにくい成分とネコちゃんにとって大事な成分を同時にとることができる素晴らしい食材です。