こんにちは!ペットハピネスチームトリマースタッフのnanamiです♪
冬になり、ご自身の「乾燥」が気になってきたペアレントさんも多いのではないでしょうか?
乾燥が気になってくると「うちの子も乾燥しているのかな?」と疑問に思い、ペットサロンでは「乾燥肌」に関しての相談が増えてきます!
ということで今回は、冬に発生しやすい皮膚トラブルの症状やケア方法などを解説◎
冬の保湿にぴったりな商品も紹介しているので、最後まで読んでもらえると嬉しいです♪
目次
冬の皮膚トラブルの原因
ペットの皮膚は、ヒトの1/3~1/5ほどの厚みしかなく、非常にデリケートと言われています!
そのため、冬の「乾燥」「寒さ」「アレルギー」が原因で皮膚トラブルになりやすくなってしまうのです・・・
◼︎乾燥
冬は他の季節に比べて、湿度が低く、暖房を使用することが増え、室内が乾燥しやすくなってしまいます・・・乾燥した空気は皮膚の水分を奪い、乾燥肌やかゆみを引き起こしてしまうのです。
◼︎寒さ
寒さにより血行が悪くなってしまい、皮膚のバリア機能の低下により炎症が起きることも!
◼︎アレルギー
ダニといえば、夏のイメージが強いですが、暖房を使用することでダニが発生しやすいと言われている「温度が20℃~30℃」になります。
そのため、ダニが増え、アレルギー反応を引き起こすことが・・・アレルギー反応が皮膚に現れると、アトピー性皮膚炎やじんましんを引き起こす原因に!
乾燥により、発症しやすい皮膚病は?
乾燥により、発症してしまう皮膚病は以下の通りです。
皮膚トラブルの症状が悪化してしまったり、長引いてしまっている場合は、早めにかかりつけの獣医師さんに診てもらいましょう!
◼︎マラセチア性皮膚炎
皮膚が乾燥すると、体が失われた水分を補おうと、皮膚表面から皮脂を排出します。
この皮脂を栄養源とする、マラセチア菌が増殖するとマラセチア性皮膚炎を発症し、ベタつきやフケ、赤みなどが現れます。
◼︎膿皮症
乾燥によって皮膚のバリア機能が低下することで皮膚に元々いたブドウ球菌が過剰に増え、膿皮症を発症することが・・・
膿皮症を発症すると、かゆみや脱毛、皮膚の赤みや湿疹を引き起こします。
◼︎アトピー性皮膚炎
生まれつき皮膚のバリア機能が弱く、草やカビ、ダニなどの生活環境にアレルギーをもっている子に発症すると言われています。
かゆみを伴う皮膚病で、少しの刺激で炎症になることも・・・とくに乾燥が大敵で、冬の時期は症状が一気に悪化することもあります。
皮膚トラブルの予防・ケア
◼︎湿度管理
ペアレントさんの感じる乾燥と同様に、室内の湿度を保つことが、乾燥肌の予防になります!
加湿器を使ったり、室内でぬれたタオルを干すなどして、できる限り湿度(最適な湿度:40~60%)を保つようにしましょう。
◼︎ブラッシング
ブラッシングは毛並みを整えたり、毛玉を防ぐためだけでなく、皮膚のマッサージにも◎
皮膚がマッサージされることで血行が促進され、皮膚や被毛に栄養が行き渡りやすくなり、皮膚バリアの低下予防になると言われています!
◼︎保湿ケア
乾燥肌を防ぐために、ペット用の保湿剤を使用してみましょう!
冬の寒さや乾燥が原因で肉球もひび割れしやすいと言われているため、体だけでなく、肉球の保湿もできる保湿剤を選ぶのがおすすめです◎
また、季節問わず、シャンプー後は、皮脂が落ち、皮膚が乾燥しやすい状態になっているため、シャンプー後も保湿してあげてくださいね!
冬の保湿にぴったりな商品
上記でもお話ししたとおり、冬の皮膚トラブルは「乾燥」によって起きてしまうことが多いため「保湿」を心がけましょう◎
トリマースタッフの私がおすすめする商品は「モイスチャームース」
「モイスチャームース」には「保湿」と「抗菌」の2つの作用があり、全身に使用できるケア用品となっているため、体だけでなく、肉球のケアにもピッタリです!
※舐めてしまっても問題のない成分で作られているため、目の周りやお口周りにもお使いいただけますが、口腔内など粘膜への使用はお控えください
また、泡タイプのため、皮膚に浸透しやすく、クリームタイプに比べてべたつきが少ないので、シャンプー後の保湿にもおすすめできます◎
持ち運びしやすい50mlのご用意もあるので、「うちの子、乾燥しているかも・・・」と思ったら、ぜひ、お試しいただけますと幸いです!
最後に
いかがでしたでしょうか?
私たちペアレントと同じように、ペットの皮膚も冬の乾燥や寒さによって、かゆみなどの皮膚トラブルを発症してしまうのです・・・
私たちがお風呂上がりの体にクリームを塗り「保湿」をするように、ペットの皮膚にも「保湿」をし、皮膚ケアを心がけましょう!